令和6年度 研修部現地研修会の開催

2024.12.26

開催日時

令和6年12月25日(水) 10時~12時

場所

第14番札所・常楽寺、第15番札所・国分寺

参加者

29名

内容

令和6年度の研修部遍路文化活動は、四国霊場第14番札所・常楽寺、第15番札所・国分寺を拝観・見学と、国分寺から常楽寺へ歩き遍路約1kmを体験しました。国分寺では国指定の名勝国分寺庭園を見学、同寺の副住職から解説を受け見聞を広めました。

国分寺の駐車場は参加者全員の車が駐車できないため、健脚の21名は徳島市考古資料館に集合して約1km先の国分寺に移動し、残る8名は国分寺近く坂東商店駐車場に集合して国分寺に移動し、最初に国分寺境内において全員で集合写真を撮りました。その後、A・B班に分かれてA班は先に国文寺参拝と庭園見学、解説を受け、常楽寺に向かいました。B班は先に常楽寺を参拝見学、国分寺に戻って拝観し庭園の解説を受けました。

国分寺副住職の解説では、奈良時代に聖武天皇の命令で創建された格式高い寺で、かつては真言宗の寺だったが、いまは禅宗・曹洞宗の寺院となっています。山門の柱には菊の紋章が彫られており皇室ゆかりの寺であることがわかります。庭園は青石を使って作られていて芸術的文化的な価値が極めて高いとのこと。有名な作庭家重森三玲氏も絶賛したそうです。正午過ぎに終え、現地解散しました。

常楽寺参拝
国分寺庭園を見学